1980年頃アメリカから湧き上がった「リデュース・リユース・リサイクル」。もう40年以上も前になり、進化しつづけてきました。すなわち3Rは環境保護の基本的な原則の1つであり決して古くなることはありません。
これらの原則は、資源の使用を最小限に抑え、廃棄物を減らし、環境への悪影響を軽減するための行動を起こすため、依然として非常に重要です。
さて、不要になった家電やブランド品を売却して3Rを目指す傍ら、やはり売却する際には「できるだけ高く売りたい」という気持ちがあるはずです。
そこでこの記事では、以下の3つのポイントについて紹介していこうと思います。
- 気になるブランド買取業者の査定基準とは?
- 高値のつきやすいブランドとは?
- 高く買取してもらえる売り方のコツとは?
気になるブランド買取業者の査定基準とは?
ブランド買取業者の査定基準のポイントを下記にご紹介します。ただし、業者によって基準が異なる場合がありますので、そこは事前に調べておくことが重要です。
ブランドの人気度
ブランドの人気度は、買取価格に大きく影響します。一般的に人気の高いブランドは、高い買取価格が付く傾向があります。逆に、あまり知られていないブランドや、時代遅れのブランドは、買取価格が低くなる場合があります。
商品の状態
商品の状態は、買取価格に大きく影響します。商品が汚れていたり、傷がある場合は、買取価格が低くなる可能性があります。一方で、新品同様にきれいな状態であれば、高い買取価格が付くことがあります。
製造年代やモデル
製造年代やモデルによって、ブランド品の価値が大きく変わる場合があります。限定モデルや希少な年代物などは、高い買取価格が付くことがあります。
付属品や箱などの有無
ブランド品には、付属品や箱などがある場合があります。これらが揃っている場合は、買取価格が高くなることがあります。逆に、これらがない場合は、買取価格が低くなる可能性があります。
市場の需要と供給バランス
最後に、市場の需要と供給バランスが査定に影響します。
ある時期には特定のブランドやモデルが注目され、高い買取価格が付くことがあります。一方で、需要がなく供給が多い場合は、買取価格が低くなることがあります。
これらのポイントを踏まえて、高く売るためには自分で手入れをし、在庫の状況やトレンドにも注意する必要があります。
また、買取業者を選ぶ際には、査定基準や買取価格だけでなく、信頼性や利便性も重要な要素です。
高値のつきやすいブランドとは?
買取査定額が高くなるブランドをいくつか紹介します。どれも国内で人気のブランドなので、誰も一度は聞いたことはあるでしょう。
ロレックス
ロレックスは言わずとしれた男性用腕時計のブランドで特に高いブランド価値を持っています。そのため、コレクションとして所有することも多く、長期的には投資としての価値があるとされています。
シンプルで洗練されたデザイン、精度の高さ、高い耐久性をもち、ロレックスが「買った瞬間から価格が上がる」と言われるのは、同じモデルを二度と作らないためだといわれています。
よって購入時が底値というわけですから、買取価格は購入した時より高い金額で買取ってくれるでしょう。
ルイ・ヴィトン
ルイ・ヴィトンは、多様なデザインの製品を展開しています。代表的なものに、モノグラムやダミエ柄などがありますが、最近ではコラボレーション商品やアーティストとのコラボ商品も数多く展開しています。
よって幅広い年齢層に支持されているブランドで、コレクターも多いため、ルイ・ヴィトンの買取価格は年間を通して安定しています。
また、年式の古いアイテムは海外での需要が高く特別高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。
もしボロボロになってしまったからといって諦めず、査定に出すことをおすすめします。
ルイ・ヴィトンの買取に力を入れている買取ショップも多くあります。
エルメス
エルメスは、高級ブランドとしてのイメージが非常に強く、そのロゴやデザインは誰もが知っているほど有名です。
そのため、所有することを目的にするブランドとしても知られています。エルメスは、独自のデザインを展開しており、馬具をモチーフとした「ケリーバッグ」や「バーキン」、「カレ」などがあります。
これらのシリーズは正規代理店でもめったに手に入らないという希少性も高く、中古品市場の需要もとても高いブランドです。
ヴァン クリーフ&アーペル
ヴァン クリーフ&アーペルは、高級宝飾品ブランドの世界5大ジュエラーに数えられるブランドです。
独自のデザイン性があり、代表的なものに蝶の羽をモチーフにした「アルハンブラ」シリーズがあります。
また「ポワゾン・ドゥ・ヴァン クリーフ&アーペル」シリーズは美しい宝石を贅沢に使用しています。
ヴァン クリーフ&アーペルは歴史ある老舗のブランドとして君臨しており、今では生産されていないモデルは高額買取対象になっています。
カルティエ(Cartier)
カルティエは高級ジュエリーと時計のブランドで、世界中で高い評価を受けています。創業以来、クラシックなデザインを踏襲しトレンドに左右されないのも特徴です。代表的なものに、蛇のようにカーブしたデザインが特徴的な「パンテール」シリーズや、ダイヤモンドを施したスクエア型の時計「タンク」シリーズがあります。特に「タンク」や「サントス」といって時計は男性に非常に人気が高く、中古市場でも高い価値がつきます。
オメガ(Omega)
オメガは、高級時計ブランドの中でも特に有名なスイスのメーカーです。オメガは、スポーツウォッチやドレスウォッチなど、幅広いラインナップを展開していますが、デザインの特徴としてスポーティでクラシックなところが特徴的です。
代表的なものに、「スピードマスター」や「シーマスター」シリーズがあります。特に、スピードマスターは人気が高く、中古市場でもとても高い評価を得ています。
ブライトリング(Breitling)
ブライトリングは、パイロットや航空業界の専門家に向けて作られたスイスの高級時計ブランドの一つです。特に「ナビタイマー」と呼ばれる時計は有名で、中古市場でも高い価値があります。
パテック フィリップ(Patek Philippe)
パテック フィリップは、スイスの高級時計メーカーで、古くから存在する老舗ブランドです。パテック フィリップの時計には、18Kゴールドやプラチナ、ダイヤモンドなど高級素材が使われています。時計職人の高い技術力と高品質の素材を使った時計は中古市場でも一目おかれた存在感があります。
アウデマール ピゲ(Audemars Piguet)
アウデマール ピゲは、スイスの高級時計ブランドの中でも最も高価なブランドの一つです。独自のムーブメント技術を持ち、高精度で高品質な時計を製造しています。
特に「ロイヤルオーク」と呼ばれる時計は非常に人気があり、中古市場でも高い価値があります。
以上のようなブランドは、高品質な時計やジュエリーを作り出すことで知られており、高値のつきやすいブランドです。
高く買取してもらえる売り方のコツとは?
買取業者によって査定基準は異なりますが、新品に近いほど買取価格が上がりやすくなります。
クリーニング
買取後にクリーニングをする場合もありますが、
事前に手入れをしているかどうかは査定基準を左右する要素です。自分で汚れを取ったり、クリーニングしたりすることで査定額が上がりやすくなります。
バッグの場合、底の部分の四隅や内ポケットなど、ゴミがたまりやすい場所を重点的に掃除することがおすすめです。
トレンド感と希少性
買取をしてもらおうとしている商品が今のトレンドなのかも査定の基準になります。
流行に関係なく人気のあるアイテムもありますが、流行に合わせて発売されるアイテムは、
時間とともに買取価格が下がる傾向があります。在庫の数によっても査定額は異なります。
在庫がない品切れになっている商品は高い査定額がつき、在庫があふれている商品は査定額が安くなる傾向があります。
まとめ
これらのポイントを踏まえて、人気のブランドを高く売るためには自分で手入れをし、在庫の状況やトレンドにも注意する必要があります。
また、買取業者を選ぶ際には、査定基準や買取価格だけでなく、信頼性や利便性も重要な要素です。