東京に出たいと熱望している方へ知っておいてほしいこと
東京に出て成功し安定した生活を送っている方もいますが、逆に東京で就職がうまくいかず、アルバイトで食いつなぐという生活を送っている方もいます。
地方から東京に上京するということを夢見ている方も少なくないのですが、誰もが東京に行けば就職先があり、生活に困ることなく仕事ができるという保証はありません。
なんのビジョンもなく上京してしまい、楽観的に就職活動を考えていたせいで後から泣きを見るということでは困ります。
上京して就職した方々の失敗例と成功例などを理解し、これから就職を考えている方は成功例となれるように、準備を進めていくことが求められます。
そもそも東京は就職しやすいのか?
都道府県別有効求人倍率という言葉をよくききますが、この有効求人倍率というのは求職者数に対し求人数の割合を示したものです。
倍率が1を上回る数値となれば求人企業が多いということ、1を下回る場合には職を探す人が多いということです。
東京都はどうなのかというと、有効求人倍率が国内第1位で、2.04倍となっています。
最も低い沖縄で1.02倍ですからかなり高いということがわかります。
正社員有効求人倍率についても、国内第3位で1.34倍となっていますので、いずれも高い数値です。
しかし東京に職を求めてやってくる人も多いので、簡単にいい企業に就職できるということはありません。
競争率が高くなるということを理解しておくべきです。
高校卒業してフリーターから状況、正社員になれたという状況成功例
高校を卒業しフリーターしていた人が上京して就職できるのかこれはそのフリーターの方の状態によって変わってくると思います。
専門的な資格を保有されていて、即戦力となる能力も持っているという場合、フリーターしていた高卒の方が上京して成功するということもあります。
なぜ成功できるのかというと、東京は職種、求人ともに多いからです。
即戦力となる資格者は企業として喉から手が出るほど欲しいと思っている企業が多いので、資格者にとって非常に有利といえます。
また仮に資格を持っていなくても、仕事を選ばないという条件なら東京で十分正社員になれる可能性があります。
資格がなく、でもやりたい仕事があるという場合、東京であっても選択肢が絞られてくるので正社員として働くということが難しいと考えられます。
上京してから就職先を探したという方の失敗例
東京にいけば地方とは違い就職先もいっぱいあって、オシャレな生活ができると大きな夢をもって、仕事がない状態でいきなり状況、就活しても正社員登用はすべて不採用、仕方なくアルバイトして生活していたら生活するということが大変で、就職活動どころではなく、日々の生活に精一杯・・・という失敗例がたくさんあります。
上京貧乏という状態ですが、働き先をしっかりと目的を探す気持ちなら、地元にいる時にある程度あたりを付けておくでしょうし、上京する前に就職先を決めておくという計画もできたはずです。
しかし東京に夢を見過ぎてしまったことから現実を見る事が出来ず、生活することに必死になり、結局アルバイト生活から抜け出せなくなってしまうので注意が必要です。